maeda
 

PC総合マスター
Photoshop エレメンツ
Photoshopエキスパート
Illustratorエキスパート
ホームページ完全マスター
Dreamweaver基礎
Dreamweaver応用
Flash基礎
Flash応用
エディカラーDTP
旧バージョン習得


 

 

 

MOTインストラクション認定研修 合格体験談 ( 12 )   ←前へ  次へ→

 

H.Tさん、30歳代、女性

今年の年明けからMOT取得の勉強を始めました。
3月も終わろうとするある日、2003は6月で締め切られると聞かされました。
そこから私の「のっぴきならない3ヶ月」が始まりました。
仕事も忙しく、限られた時間の中での勉強は本当に大変でした。
中でも私にとって一番難しかったのは、インストラクション認定研修の課題作成でした。

内容について一番苦労したことは、「一方的に教えない」、つまり「相手からひきだす」ように工夫すること。
また、自分の中では流れに一貫性があると思っているのに、どこかで論理の飛躍がある。
そんな自分の思い込みを離れて客観的にみることが難しかったです。

研修の後の事後課題では、細かいところにこだわって時間を費やしてしまいました。
また、10分間という制約を守るのが難しく、ゆっくり話していると、あっという間に12分になってしまう。
また、わかりやすく丁寧にしたつもりが、説明がくどくて、かえって分かりづらいものになっていたりしました。

締め切りまで1週間を切ったころ、試行錯誤する中で気持ちもずぶずぶと沈み込んできて、課題以前に「人として大丈夫?」という状態になってきました。
方向転換になるきっかけは、「どうしてMOTを取りたいと思ったの?」という先生の問いかけでした。
私は最初に就職した企業で2年ほど社内インストラクターをしていました。
色々な理由で退職しましたが、研修の仕事は好きでした。
先生との電話でのやりとりの中で、インストラクターの仕事が好きだった、当時の気持ちを思い出す手伝いをしてもらいました。

それから、頭を切り替えて、気持ちを膨らませて、ストーリーボードも最初「こうしたい」と思ったものに、大筋のところで戻すことにしました。
それまでは自分の台詞を全部書き出して、パソコンの前に座って読み上げていたのですが、立って、歩きながら話す練習をしました。
これをすることで、テンポがよくなり、また明るい声がでるようになったと思います。
また、受講者8人の座席表をつくりました。
そして偶然にも、丁度そのころ、「パソコン講座が好評」という記事が写真つきで新聞に掲載されました。
その写真が、自分がイメージしていた受講者像とよく似ていたので、エンコーダ収録時には、その写真をそばに置いて、そこにむかって話しかけるようにしました。
傍から見ると、かなり怪しい光景ですが、もはやそんなことには構っていられない程、必死でした。

このようにして課題を作っていく中で、この課題に対する自分の誤解を発見しました。
取り組み始めた当初、お手本としてイメージしていたものは「ビデオ教材」でした。
私が通っているパソコンスクールでは、ビデオ教材を使って学習しているのですが、どうもそれが頭に刷り込まれていたらしいのです。
ビデオ教材は誰が見ても理解できるように、丁寧に作られています。
また、決まった時間にスクールに通えない人には、好きな時間に勉強できるというメリットもあります。
ですが、それは今回求められているファシリテーション・スキルとは、相反するものでした。

二つ目の誤解は、「この10分間で関連するすべてのことを教えなくてはならない」という思い込みでした。
だから「あれも言わなきゃ、これも言わなきゃ」と忙しくなっていたのですが、この10分間は、そこだけ見て完璧に理解させるための10分間なのではなく、6日間の講習の中の、ある10分間を切り取ったライブ録音なのだと理解することで、
全体が見えてきて、エンコーダの10分間から余分と思えるものを省くことができました。

最後は「今の自分からはこれ以上のものはどうやっても出てこないんだから、これで落ちても仕方がないし、ダメだったらまたガンバロウ」という心境に達しました。
とにかく、持てる力をすべて出し切ったので、戦いを終えたスポーツマンのような、さわやかな気持ちでした。

提出用エンコーダ収録は、あまり回数を重ねてもパワーダウンしていくだけなので、提出日前夜、1回「よし!」と思った時点で、早めに切り上げることにしました。
私にはこれが正解でした。
というのも、私は機械オンチなので、そこからファイルをCD-Rに保存するのにとても時間がかかったのです。
フロッピーのように簡単に保存できるのかと思っていたら、何度やってもマシンがCDを認識してくれない。
冷や汗を流しながらネットで原因を調べまくり、CDドライブが書き込みに対応していないとだめだということに気づくまで、2時間かかりました。
結局どうしたかというと、出来上がったファイルをUSBメモリに入れて、深夜3時に漫画喫茶に走りました・・・
これからはMOTという資格に恥じないように、ハードウェアについてもきちんとした知識を持っておかないといけないと痛感した次第です。
多分こんなことで苦労する人は少ないと思いますが、念のためにファイルをCD-Rに保存できるかどうかを、早い時点で一度確認したほうがいいと思います。
そんなことで寝不足のまま迎えた提出期限の最終日、昼休みに会社近くの路上でバイク便のライダーと待ち合わせ、大事な課題を託して新宿に走ってもらいました。

この課題を作成することで、今までの自分の行動範囲にないものに触れ、新しいものに疎い私は、なんか「2007年のトーキョー」を体験したような気がします。
(自宅のパソコンがMeだったので)パソコンをレンタルしたり、CD-Rを使ったり、深夜の漫画喫茶に行ったり、バイク便を使ったり、徹夜するためにドリンク剤も何種類か試しました(結構効きますよ!)。
合格した今となっては、面白い体験ができたと思います。

6月は不安な気持ちを抱えて、EssentialsのWordとExcelの2科目を強行突破しました。
これはこれで、エンコーダとは別の苦しさがあり、本当に何度も何度もあきらめかけましたが、ダメモトと思って挑戦し、まさかの合格をすることができました。

5月31日に出したエンコーダの合格通知は、最終日の7月6日の夕方に来ました。
途中何度もくじけそうになりましたが、合格通知を見たときは、心の底から「あきらめないでよかった!」と思いました。

これからMOTの資格を生かして何ができるのか考え、転職に結び付けていけたらと思っています。
できればアプリケーションの達人になるだけではなく、人材育成にかかわる仕事がしてみたいと考えています。
今回の課題作成を体験することで、おぼろげながら自分の目指したい方向がみえてきたこともよかったと思います。

←前へ  次へ→

 

 

お問い合せは、mail@pcjuku.com または
電話:03-3818-5811まで、ご遠慮なくどうぞ。